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ミシンを踏まない時間

+++ライトトーキングマシン / ep. 45

この頃私の個人的なブログの様になってしまいがちですがLMSしっかりと進行中であります。
いつも私達の商品を手に取り、またご使用いただき誠にありがとうございます!
オンラインに始まり各店舗様への納品及び製作等を行うと共に、少しずつではありますが新商品の構想も練っているという状況です。
同時進行という事もあり新商品の製作も中々大変だなと改めて実感している次第です。

何を作るかというのは、自分達の欲しい物であったり、こういうの欲しいという誰かの声からスタート。
漠然とイメージするところから入り形を作っていく。
絵に描いてみて構造的に縫製可能な物か、どんな構造にしていくのか。
この時点ではミシンを踏みながらという訳にはいかなくなります。
2人で手と足を止めて。
ライトさん1人で考え込む事も。
ミシンを踏みながら遠目で、ちゅるちゅる頭からよく煙があがっているw
その後はちょこっと試作してみては修正。
これを繰り返し、オーダー製作の合間に考え、手足が止まる時間が積み重なって行く。
2人で考え込んで沈黙...
残念ながらどこか大きな会社の商品開発部会議みたいに楽しそうにアイデアが飛び交う様な光景はなかなかない。
そうやって試作品を2人で見つめる時間が多くなってくると不意に
「ん?何かこれ考え方間違ってるかな?」
「やっぱ何かダメだね!」
なんて言ってライトさんから突然の戦力外通告。
そもそもメンバー入りしていないがw
構想段階で "没" になるなんて事を今までに何度もやってきた。
何日も掛け少しずつ良い方向に改良して来た試作品、または構想段階でそもそもやっぱなんか違う!なんて事になるとさすがにちょこっとしょんぼりするのだw
ようやく新商品を作れる!という意気込みで取り組んできた事がまたリセットされるわけだからそうなるのは当たり前田の...。
それでもずっと試作品に執着していられないので、それはそれで今はここまで!って感じでリセットしてまたミシンを踏み出す。

こんな事を繰り返して来ると、ふと次の新しい商品を構想中
「ほら、あの時の試作品の考え方ならここに生かせないかな!?」
と、いつ作ったかも分からない、時が止まったままの試作品を突然引っ張り出し、良いとこ取りで組み立ててみたり。
眠っていた試作品くんもきっと驚いて歓喜してるに違いない⭐︎
時間が経つと考え方や縫製の仕方や機械など変化して来るものがある。
そうなると今になってようやく工房の隅で眠っていた試作品がまた生きてくる。
そこに技術の向上もあれば尚更。

試作品がダメになると私はどうしても「時間が無駄だった」という気持ちになっていた。
せっかく何時間も何日も手足止めて考えたのに、そうなるならミシン踏んでた方がよかった!って。
我ながらなんとも残念な人間の考え方。。w
そもそも2人で作ってるのに何も考え無ければ何も生まれるわけがない。
試作品をいくつ作ったって、どれだけ時間を費やしたって、いつかその考えや技術がまた生きて来る事もある。

" 無駄な事なんてひとつも無い。"

どこかで聞いた事ある言葉。
作ってはリセット...を繰り返すうちに、捻くれた私の性格でもようやく少し理解できてきたのかも。

まだまだこんな事を繰り返す日々。
新しい物を生み出すってこんなに大変なのね。
だっていい山道具って既にたくさんあるもんね⭐︎w

改めて、何かを生み出してる全ての人をリスペクト。

さてさて、そんなLSMは今年も少しずつ面白そうなお話頂いてますよ〜。
また話が進み次第小出ししていきたいと思いまーす♪

それでは皆さん良い週末を。良い山行を。

2023/02/17 sat.
+++ライトソーイングマシン / オオツカ ミオ